自家製発芽玄米の作り方

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我が家では、健康の為に白米に発芽玄米を混ぜて、ご飯を炊いています。

でも、発芽玄米って結構高いんですよね。

本当は発芽玄米の割合が多めの方が良いのでしょうが、お高いので、白米2合に対して発芽玄米1合の割合にしていました。

ふと、発芽玄米って自分で作れないかな?と思って調べてみると、時間はかかりますが、家でも作れるようなので、作ってみましたのでご紹介しますね。

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玄米と発芽玄米の違い

玄米には栄養(たんぱく質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ギャバ)が豊富に含まれていますが、胚乳と糠層があるため、その栄養分はほとんど体内に取り入れる事が出来ません。

そして、玄米にはフィチン酸が含まれているため、体内のミネラルを体外に排出してしまうという懸念があります。

その点、発芽玄米は、玄米を発芽させたもので、玄米は発芽すると糖化酵素の働きで胚乳が軟化し、糠層も柔らかくなっていきます。

発芽する時に種子内のエネルギーが最高に活性化され、様々な栄養素とうま味が増えるのです。

更に玄米が発芽する過程でフィチン酸が分解されるそうです。

自家製発芽玄米の作り方

玄米は胚芽の部分がへこんでいます。
玄米
玄米を洗って、玄米がかぶるくらいの水に浸します。

ほこり等が入らないようにふたをしておきましょう。
玄米水に浸す
玄米を水に浸して19時間後(5月)。

秋冬だと気温が低いので、もっと時間がかかります。

腐敗防止の為、途中で3回~4回ほど水を変えています。

胚芽部分が1ミリほど発芽しているのが写真でわかりますでしょうか?

もっと長時間水に浸けると、発芽がどんどん進みます。

芽が出過ぎてしまうと、発芽に栄養分がとられてしまうので、1ミリ程度でやめておきました。

しっかりと芽が出なくても発芽状態になれば良いようです。

自家製発芽玄米
今回は炊飯器の玄米コースで炊いてみました。
自家製発芽玄米炊きあがり
もちもちしていてふっくらで、食感がぷちぷちしていて、とっても美味しい♪

以前、五分付米を購入したことがあるのですが、子供達にはぱさぱさしていて固い、とかなり不評でした・・・。

今回自家製発芽玄米100%で炊いてみたご飯は家族全員にとても好評で、いつもよりご飯のおかわりが増えました!

自家製発芽玄米

その日の夕食用に副菜の「つくりおき」。
つくりおき

  • 焼き鮭
  • 人参と舞茸のきんぴら
  • 小松菜としらすの煮びたし
  • 茹でスナップエンドウ
  • 水菜のお味噌汁

晩御飯

玄米を水に浸すだけで発芽するなんて、まさに玄米は「生きている米」なのですね!

正直、自家製発芽玄米を作るのは、時間はかかりますが、玄米ってぱさぱさして美味しくないんじゃないの?という先入観が覆るほど美味しかったので、これからも家族の健康の為に「自家製発芽玄米」を続けていきたいと思います。

本当に水に浸すだけ、でとても簡単ですし、市販の発芽玄米を買うよりも安くて節約にもなり、ギャバが沢山含まれていて栄養も摂れる「発芽玄米生活」、宜しければお試しになって下さいね。


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